今日から、二十四節気の大雪(たいせつ)です。
大雪とは、本格的に雪が振りだす頃。
七十二候では初候。
閉塞く冬と成る(そらさむくふゆとなる)
大地の陽気がふさがり、真冬が訪れる頃。新暦では12月7日から12月11日ごろまで。
最近は、平野部でも最高気温が10℃ちょっと。
北風も冷たく、すっかり冬を感じるようになりましたね。
みなさんは、寒くなると食べたくなるもの。何ですか。
お鍋、おでん。シチューでしょうか。
個人的には、大根が食べたくなるのですが。
それも、そのはず。寒くなると、美味しくなる野菜のひとつで、晩秋から初冬が旬なんですって。
京都では、大根だきをするお寺さんもありますね。
田楽みそをつけて食べるのも、美味しそう。
魚では、ブリが脂のって美味しい季節でもあるので、ブリ大根もいいですね。
こちらも古くから、伝統行事でよく使われていたようです。お鍋に昆布を敷いて、しゃぶしゃぶにしても良いとか。
暖かい部屋で、温かいものをいただく。それだけでも、とても幸せなこと。
両手から、温かみが伝わるのも、幸せを感じられるもののひとつなんですよ。ご存知でしたか。
冬ならではの幸せ。
自動販売機で買うなら、ペットボトルよりも、缶のほうがいい。冷めやすいけれど、幸せを感じる度合いが違います。
たき火や、ストーブで手のひらをかざすのも幸せですね。
何気なく、小さな頃からしていた動作ですが、幸せに直接つながっていたのを知ったのは最近の話。
その環境を意識するだけで、幸せが増えるなんて。素敵だと思いませんか。
だからつい、最近は水筒で温かい飲み物をもっていくよりも。自販機で、買ってしまいます。
手のひらから伝わる幸せを得るために。
ちょっと、ぜいたくな気分です。
それと、ヒートテックのような素材の衣類や、毛布の存在もありがたいですね。
暖房がきいていない部屋でも、毛布ひとつで全然ちがう。衣類も着ていればなおのこと。
素晴らしい技術で、安く販売してくれているので。多くのひとが幸せになれていると思います。
夏は、わずらわしかったマスクも。すっかり顔を温めてくれる存在に。
寒さは、身体の免疫力も低下させるので。こまめに、マスクをつけたくなる環境は良いですよね。
家や、お店のなかで誰かと過ごす時には、換気するのを忘れずに。
冬ならではの。空気の冷たさが運んでくれる幸せ。
寒さを感じることで、換気されているのが分かる。
どうやら、またひとつ。幸せのかたちが増えたようです。
お湯が沸いたので。紅茶を入れたマグカップ片手に、部屋を換気中。
暖かい毛布にも、つつまれながら。