鉄道

今日は、鉄道の日。

1872(明治5)年9月12日(新暦10月14日)、新橋から今の桜木町駅を結んだ、日本初の鉄道が開業したことから。

当初は、鉄道記念日と言われていましたが、1994(平成6)年から鉄道の日と、JR以外の民間鉄道もふくめた記念日になっています。

みなさんは、思い出に残っている鉄道と言えば、何が思い浮かびますか。

実在するもの、それともアニメなど空想のなかにある鉄道でしょうか。

当たり前のように存在していますが、今や生活にかかせない存在になっているひとも、多いのではないでしょうか。

特に首都圏に住んでいるかたは。車が必要ない代わりに、電車がないと会社へ行くことができないとか。

先日の22時過ぎに発生した地震でも。震源地は千葉県でしたが、大きな影響を受けたのは東京が中心。

電車の運転見合わせが発生しました。

それは夜の帰宅困難者だけでなく。翌朝の通勤や通学にも影響が出ました。

車のように維持費もなく、安くて早く確実に目的地へ連れて行ってくれる存在。

時間の流れは、全員に平等だけど。ある意味、お金で時間を買えているようなもの。

切符が買えれば、日帰りでも色々な場所で過ごせますし。首都圏から離れた場所に住むことも出来ている。

移動中には、音楽を聴いたり、本を読むなど趣味にあてることだって。

どれだけ多くのひとが、人生をより充実するための時間を生みだせているか分かりません。

もちろん、タクシーでも同様なことが出来るけれど。お金がかかりすぎるし、事故や渋滞に巻き込まれる可能性も高いと思う。

その分、負担がかかっているのは鉄道会社だから、運営の継続が厳しいところもあります。

何とか営業を続けられるよう、レジャーやイベント関連で、集客を図るなど様々なことを工夫しています。

コロナウィルスの影響で、苦しむ鉄道会社や地域は増えたこともあり。

GOTOキャンぺーンの再開を政府も考えているようだけれど、それを待ってはいられない。

感染者が東京でも2桁つづきと、前向きになっている今がチャンスとばかりに、独自のキャンペーンなど行っているのも目にするようになりました。

行動する人の増加や、ワクチンを早期に接種したひとたちから、また感染者や重病者は増えてしまう前。

リベンジ消費という言葉も出てきているように。お金をたくさん使いたい人もいるうちに。

それならば、ぜひ鉄道など生活にかかせないところへ、お金が使われたらいいと思います。

そして目的地になるレジャー施設や、付近にあるホテルなど宿泊施設だけでなく。飲食店や、お土産やさんなど。多くのひとの生活が救われるところへ。

自分の欲を満たすより先に、誰かのもっと大切なことにつかうほうを優先に。

京都の観光バス会社も心配です。

観光の人が増えすぎるのも困るけれど。そのバスを必要としている高齢者のかたがいたことは、強く印象に残っているので。

車だって、免許証があっても返納している時代。まだ、自動運転のものが販売されるのも先の話ですし。

鉄道や、公共交通機関が毎日あたり前のように運行していることがありがたい。

おかげで自分の限られた時間を、有効につかわせていただいていることに感謝する日なのかもしれません。

私は、大型バスの運転も。電車の運転もできないから。スキルがある人のおかげです。

そんな大切なこと。思い出させてくれて、ありがとう。

こんな記念日もいいですね。

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