鵜飼

今日は、鵜飼開きの日です。岐阜県の長良川鵜飼が有名ですね。

毎年10万人を超える観光客が鵜飼観覧を楽しんでおり、昭和40年代には、30万人を超える観覧者数を記録したこともあるようです。

1300年以上つづいており、織田信長が「おもてなし」にされたほか、徳川家康、明治天皇、チャールズ・チャップリンも見たとされています。

岐阜市では、「このかけがえのない日本の宝を世界の宝に、そして未来へと継承していくために」、ユネスコ無形文化遺産登録を目指しています。

鵜飼とは、飼いならした鵜(ウ)を使ってアユなどを獲る伝統的な漁法で、中国や日本などにみられます。

ヨーロッパでは16世紀から17世紀の間に、スポーツとして行われたこともあるようです。

長良川鵜飼は、岐阜県の長良川で毎年5月11日から10月15日まで行われますが、中秋の名月と増水時は除きます。

中秋の名月に行われないのは、篝火で驚かせた鮎を捕らえる鵜飼では、「月が明る過ぎると篝火の効果が薄れるため」ともいわれています。

でも、他の満月の際には実施されており、伝統的な公休日のようです。

今年は、残念ながら緊急事態宣言が発令されている地域も多いため、遊覧船は6月からと延期になりました。

伝統をまもるため、岐阜県のみなさんと観光をつうじて関わるためにも協力しつつ、その時がきたら楽しめると良いですね。

興味があるかたは、ホームページをチェックしてみてください。詳しい情報がのっていますよ。

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