昨日の朝、家を出て正面に見える月。
大きくて、まんまる。とてもキレイでした。
音楽の日だったので、それに合った曲を聴きながら、ひど気もなく、静かな道を駅まで向かう。
ふと空を見ると、月が私を見守ってくれていた。あまりにもキレイだったので写真をとろうと思ったけれど、どんなに高性能になっても、目の前に広がる風景には、かなわないので。しっかり目にやきつける。
久しぶりに、以前いっしょに仕事をしていた仲間と再会。あいさつと、たわいもない会話をしただけだけれど元気をもらった。
新しいことがはじまり、最初の朝。不安な気持ちがこみ上げていたけれど。準備してくれていた仲間と、実際にやってみた記録を残してくれた仲間の言葉が、その気持ちを払拭（ふっしょく）してくれた。
ある仕事の調整で連絡をする。きっと忙しい時間であることは容易に想像できた。
でも、そのような感じは少しも出さず。ある人は、「やってみる」。また別の人は、「連絡をくれてありがとう」。さらにまた別の人は、「大丈夫だよ」と電話越しにも伝わる笑声でかえしてくれた。
みんな、知っている仲間ではあったけれど。あいさつを交わすくらいの人もいて。私が何か助けた記憶もないので、本当にありがたかった。
また別の仕事では、自分が対応している間にも、やってほしいことを伝えずとも、すすめてくれていた。
それぞれが、自分の力を発揮して。
たまたま連絡をした相手が、以前にお世話になり。今の私の大切な一部を育ててくれた人で。
サポートにきてくれたことで、再会できたのも嬉しかった。
その日の帰りには、私のほうが早かったので。夜ごはんの買い物と、お風呂もわかした。
今日は、良いことづくめだったので、ちょっとぜいたくして好きなものを買った。
予想よりも早く、雨が降ってきたけれど。ぬれずにすんだ。
仲間のおかげで、うまくいった。
仲間のおかげで、幸せな時間をすごせた。
そのおかげで、家族も美味しいごはんが食べられたのだけれど。それも、おたがいさま。
逆もあることに感謝する。
仲良くしていて良かった。あいさつをしていて良かった。
過去の自分にも感謝する。
私も今日たすけてくれた仲間のように。仲良くしてよかったと思われる行動を大切にする。
手帳に、今日の出来事を残そうとしたら、ふと満月と書かれていたごとに気づく。
「そうか。昨日は満月だったんだ。どうりでキレイなはずだ。」
その美しさの背景には、見えないところで太陽が照らしてくれていることも思い出す。
自分ひとりの力だけで成長した人はいない。
今の自分があるのは、今まで出会ってくれた人たちのおかげ。
お金では買えない。時間をつかって積みあがったものが与えてくれる幸せ。
